活動報告

第17回全国病院事業管理者・事務責任者会議 開催報告

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第17回全国病院事業管理者・事務責任者会議が、平成30年8月30日、31日の2日間にわたって、東京都立川市で開催されました。
会議には、非会員団体等も併せて、92団体179名の方々に御参加いただきました。

開会式では、当番世話人である上西紀夫昭和病院企業団企業長より、「地域医療構想」「医師の働き方改革」「診療報酬・介護報酬同時改定」の三つをテーマに取りあげたことが報告され、情報を上手く捉えながらディスカッションしていただきたいとの挨拶がありました。

17th_meeting_02上西企業長の開会挨拶

その後、来賓の方々から御挨拶を賜りましたが、
矢内真理子東京都福祉保健局技監様からは、東京都においても、「東京都保健医療計画」に基づいて、高度急性期から慢性期までの医療機能の分化、連携の促進、予防から治療、在宅療養に至るまでの各段階の取組の構築、小児、働く世代、高齢者など、ライフステージに応じた支援体制の充実を図ることで、誰もが質の高い医療を受けられ、安心して暮らせる東京の実現を目指していること。現在、要介護サービスの認定のみならず、健康づくり、福祉、住まいや教育などの施策と連動して、様々な取組を進めており、こうした計画の目標を実現し、住民に対して切れ目のない医療を提供していくためには、地域医療の中心的存在である自治体病院の役割が益々重要になっている、との御挨拶をいただきました。

17th_meeting_03矢内技監の御挨拶

懇親会は、会員相互の懇親を深める場として、なごやかに開催されました。

17th_meeting_04懇親会

平成31年度は、名古屋市での開催を予定しております。会員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
なお、来年度の協議会開催行事につきましては、ホームページの「平成31年度の主な行事日程等」に掲載しております。
(第17回全国会議の詳しい講演内容につきましては、協議会ホームページ「会員専用サイト」に掲載いたしますので、そちらをご覧ください。)

第17回全国病院事業管理者・事務責任者会議 次第

会場:立川グランドホテル

Ⅰ 平成30年8月30日(木)

1 開会式

(1)歓迎の言葉
昭和病院企業団 企業長 上西 紀夫
(2)主催者挨拶
全国病院事業管理者協議会 会長 吉田 茂昭
(3)開催都市挨拶
東京都福祉保健局 技監 矢内 真理子
(4)開催都市医師会挨拶
東京都医師会 会長 尾﨑 治夫
(5)来賓挨拶
全国自治体病院協議会 会長 小熊 豊

2 特別講演(1)

「地域医療構想・医療計画の動向と課題 今、急性期の自治体病院に求められている選択」
講演:奈良県立医科大学公衆衛生学 教授 今村 知明
司会:青森県病院事業管理者 吉田 茂昭

3 特別講演(2)

「慢性期医療から見た病院事業管理者への提言」
講演:日本慢性期医療協会 会長 武久 洋三
司会:小樽市病院事業管理者 並木 昭義

地域医療構想への対応に関するアンケート結果報告

4 シンポジウム

「地域医療構想の進捗状況等について」
基調講演:厚生労働省医政局地域医療計画 課長補佐 松本 晴樹
司会:島根県病院事業管理者 中川 正久 / 田川市病院事業管理者 齋藤 貴生

「地域医療構想・その後の展開~岩手県の場合~」
講演:八幡平市病院事業管理者 望月 泉

「愛知県地域医療構想と病院事業庁の関わり」
講演:愛知県病院事業庁長 木下 平

「兵庫県の病院事業」
講演:兵庫県病院事業管理者 長嶋 達也

Ⅱ 平成30年8月31日(金)

医師の働き方改革、同時改定に関するアンケート結果報告

1 特別講演(3)

「医師の働き方改革について」
講演:厚生労働省医政局 総務課長 北波 孝
司会:愛知県病院事業庁長 木下 平

2 パネルディスカッション

「平成30年度診療報酬改定が目指すもの」
基調講演:厚生労働省大臣官房審議官 迫井 正深
司 会:全国病院事業管理者協議会 顧問 小田 清一 / 鹿児島県県立病院事業管理者 福元 俊孝
コメンテーター:全国自治体病院協議会 名誉会長 邉見 公雄

「診療報酬・介護報酬同時改定をめぐって-高度急性期・急性期病院が考えておくべきこと-」
講演:小牧市病院事業管理者 末永 裕之

「砂川市立病院の取り組みから」
講演:砂川市病院事業管理者 平林 高之

「地域中核病院のあり方-診療報酬改定を受けて-」
講演:雲南市立病院長 大谷 順

次期開催挨拶

愛知県病院事業庁長 木下 平

閉会式

昭和病院企業団 企業長 上西 紀夫

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